メールマガジン


2009/04/01
 2009年04月01日 復活メルマガ第四十二弾


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□     CRIメルマガ 『セントラル事業再生レポート』
    ≪事業再生と敗者復活〜再生実績7000件の相談現場レポート≫
                             2009年4月1日

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 ◇◆◇売掛債権の早期回収が可能に!活用広がる「ファクタリング」◇◆◇
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 「四月一日」または「四月朔日」という名字があることをご存知でしょうか。
 「わたぬき」さんと読むそうです。
 かつて冬季の防寒のために着物に詰めた綿を4月1日(旧暦)に抜いていたこ
 とに由来するとのこと。これも衣替えのひとつでしょう。

 ようやく花冷えも和らいできましたが、朝夕はまだ空気も冷たく感じます。
 お花見などの楽しい行事もあり、服装も軽やかにキメたくなりますが、寒さ
 対策はお忘れなきよう、どうぞお気をつけください。


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◇◆◇売掛債権の早期回収が可能に! 活用広がる「ファクタリング」◇◆◇
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 寒さが日増しに緩んできている気配はするものの、中小企業の経営にはいま
 だ冷たい風が吹き荒れています。
 最近の傾向では、各金融機関とも、条件変更には柔軟な取り組みを見せては
 いるものの、新規融資については依然として厳しい状態が続いているのでは
 ないでしょうか。

 ・銀行から借入れをしようにも担保となる不動産がない
 ・不動産があったとしても担保価値がほとんどない
 ・信用保証協会の保証も受けづらい
 ・緊急保証の認定を受けても100%の融資は見込めない
  。
  。
  。

 さらには、「貸してほしい」と頼んでいるにもかかわらず繰り上げ返済を求
 められるなど、体力の維持すらもままなりません。

 以前より、このメールマガジンでも「直接金融を織り交ぜた資金調達」への
 シフトを提言してまいりましたが、今回は、財務諸表の中身も良くする資金
 調達の方法をご紹介したいと思います。


■その売掛金、入金されるのはいつですか?

 「黒字倒産」というキーワードがいつの間にか一般的になりました。
 一年前の今頃は、「黒字なのに倒産とは?」と、矛盾する二つの言葉の組み
 合わせに戸惑う方も多かったはずですが、「貸し渋り」「貸し剥がし」など
 と共に、今や確実に市民権を得ています。

 その代表的な原因のひとつに、支払いサイトが長期で設定されていることが
 挙げられます。
 請求は発生しているものの、入金されるのは1ヶ月先、3ヵ月先、という企業
 は多く、業界によっては、納品してから半年経過しなければ入金されない、
 という場合もあります。

 業界の商習慣とはいえ、代金が入金されるまでにも銀行への返済は毎月発生
 しますし、人件費やオフィスの賃料・光熱費もかかります。
 そこへきて想定外の貸し剥がしなどに遭い、取るものも取れないまま無念の
 倒産。。。という可能性は非常に高いのです。

 このような、請求から入金までの支払いサイトが長い企業に役立つ資金調達
 方法として、売掛金を担保とした資金調達方法があることは、以前お伝えし
 ました。
 >>> http://www.sodan.info/mailmaga/backnumber/20080508.html

 ただし、この売掛債権担保融資や流動資産担保融資は、比較的金利が高めに
 設定されており、返済期間も短いものがほとんどであることはご存知の通り
 です。
 融資を受けたとしても、それを返済できるかどうか。。。
 不安に感じる方も多いでしょう。

 これらの融資方法と並んで、早期の現金化、キャッシュフローの好転化を可
 能にするシステムが、「ファクタリング」です。


■売掛金を現金化して、貸倒リスクも切り離す

 ファクタリングとは、専門の業者(ファクタリング会社)が、企業が持って
 いる売掛債権を買い取り、その債権の回収を行うサービスのことです。
 債権を売却する企業は債権回収に対しての保証を行わないため、ファクタリ
 ング会社は支払代行者として、貸倒リスクを背負います。

 回収代行の手数料が発生するため、入金されるのは請求額の100パーセント
 ではありませんが、債権を売却する企業にとっては、支払いサイトを待たず
 に売掛金を早期現金化することが可能となります。

 また、通常の融資を受けた場合は「負債」となりますが、ファクタリングは
 融資とは性質が異なり、あくまで売掛金の入金サイクルを早めるサービスな
 ので、貸借対照表の温存効果が見込めます。
 つまり、財務諸表への影響も良くなるというメリットもあるのです。


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 (発行責任者: 八木宏之)
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