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■□ CRIメルマガ 『セントラル事業再生レポート』
□ ≪事業再生と敗者復活〜再生実績7000件の相談現場レポート≫
2009年12月01日
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◇◆◇ 中小企業の資金調達苦 年末に向けてさらに加速か? ◇◆◇
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発行:株式会社セントラル総合研究所
http://www.sodan.info/
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【重要なお知らせ】
本年は12月26日まで営業いたします。ご相談はお早めにお申込みください。
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※27日以降受付のご相談に関しましては、年明け1月5日のご対応となります。
あらかじめご了承ください。
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「おそれいりや(入谷)の鬼子母神」という掛けことばがありますが、その
後なんと続くのか、無性に気になって調べました。
江戸時代の言葉遊びなので諸説あるようですが、一番気に入ったのがこちら。
おそれいりや(入谷)の鬼子母神
びっくりしたや(下谷)の広徳寺
情けありま(有馬)の水天宮
なんだかんだ(神田)の大明神
駄洒落の中にもこのように神社仏閣が盛り込まれ、人々の生活に密着してい
たことが伺えます。
折しも、12月5日は「納めの水天宮」です。
毎月5日に縁日が開催されており、一年の最後となるためこのように呼ばれ、
毎年賑わいを見せています。
水天宮といえば安産や子供の守護などのご利益が有名ですが、経営者にとっ
て事業はわが子同然。
福岡県久留米市を総本社として、全国各地にある神社ですので、ぜひ足を運
んでみてはいかがでしょうか。
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◇◆◇ 中小企業の資金調達苦 年末に向けてさらに加速か? ◇◆◇
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中小企業の資金調達の現状について、このメールマガジンでも何度かお伝え
してきました。
特に近年の金融機関の変化はめまぐるしく、今もなお変革の途上にあります。
企業倒産の増加に伴い、金融機関の不良債権が膨らみ続けていることはすで
にご存知でしょう。
金融庁から業務改善指導を受けた金融機関による経営健全化計画の見直しも
相次いでいます。
■黒字でも借りられない。。。
「銀行がこれほどひどいとは知らなかったのです!」
ある日セントラル総合研究所にかかってきた1本の電話から聞こえた声です。
声の主は、広島県で長年不動産業を営むY氏。
「不動産不況」のあおりを受けての相談かと思えばそうでもなく、Y氏自身
はこれまで無借金の黒字経営を続けてきたとおっしゃいます。
債務もなく、営業利益も上げているこの企業がどうしてこのように困り果て
ているのか――
状況を伺ったところ、所有マンションの改修工事費用として、数千万円の融
資を地元のメガバンク支店へ申し込んだところ、自社の収益不動産を担保と
して提示しても融資不可との回答を得たというのです。
先にも述べましたが、金融の現場はどんどん変化しています。
近年の不動産担保価値の低下、それに伴って普及した、企業の信用に基づく
「クレジット・スコアリング」によって融資を受けやすくなった企業は多い
ことでしょう。
しかし、これまで事業が順調で、金融機関から融資を受ける必要もなかった
Y氏は、借入・返済の実績がないため債務履行能力を計ることができません。
そのため、金融機関の審査で「信用力なし」とみなされることも避けられま
せんでした。
これまで順風満帆に事業を行ってきたY氏は、融資を断られて初めて「銀行
にもカネがない」までの景気の悪さを実感したのです。
■貸し渋りはこれから?
毎年年末に向かうこの時期、年越し資金の調達に悩む経営者は多く、金融機
関には年末の季節資金の申込みが増加します。
それに加えて、件の「モラトリアム法案」の施行が控えているいま、残され
た融資枠の活用について、金融機関が頭を悩ませていることは想像に難くは
ありません。
Y氏のように、新規の資金調達はさらに難しくなるとも考えられます。
債務に苦しむ企業を救うための金融改革が、健全な企業の成長を阻むとは、
あまりにも皮肉なこと。
日本経済全体の底上げのためには、より多角的な支援が必要です。
☆ニュースより
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◇◆◇ 告発されたコンサルタント―事業再生の専門家との関わり方 ◇◆◇
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少し前になりますが このような見出しが新聞に躍りました。
【 自称「事業再生ブラックジャック」を告発 非弁活動容疑 】
弁護士資格を持たずに企業の債務整理の法律事務を行い、報酬を得ていたと
して、大阪のコンサルタント会社社長が告発されたという内容です。
記事中の「人助けとしてやっていただけ」というコメントは否定できません
が、法律に反する行為が許されるべきではありません。
事業再生には、さまざまなスペシャリストとの関わりが必要です。
弁護士、税理士という肩書があったとしても、全員が再生実務に長けている
わけではありません。また、同じ専門家でも立場によってアドバイスの内容
が違うことも少なくはありません。
安易に再生を人の手に委ねるのではなく、専門家の意見を聞きながら自分で
判断し、自ら行動すること。それそこが再生への早道です。
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◇◆◇ セントラル総合研究所の再生事例を公開しています ◇◆◇
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1996年の設立以来、セントラル総合研究所は7000件もの事業再生を手掛けて
参りました。
問い合せ企業は個人事業主から上場企業にまで至り、業種も多岐に渡ります。
▼ホームページではその取り組みの一例を公開しております。
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今、中小企業再生の現場では何が行われ、何が起こっているか――
セントラル総合研究所では「マンスリー事業再生レポート」を毎月発行して
います。
セントラル総合研究所ならではの経済予測や中小企業に役立つ最新の金融情
報を、分かりやすくコンパクトにお伝えします。
●―― 2009年11月号
《目次》
・CR−EYE 落語『芝浜』に見る再生のヒント
・コンサルの現場から 金融改革の功罪やいかに
再生モデルとしての日本航空
・金融最新情報 米国金融機関の現状
・今月の教えて 景況判断
・イベント報告&ご案内 セミナー案内 パブリシティ情報 他
・北村龍行コラム【曇りガラス】 民主党政権のデフレ宣言の意味
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◎最後までお読みいただき、ありがとうございます。
◎読者の皆様のご意見、ご要望などお待ちしております。
info-melmaga@sodan.info までご連絡ください。
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■発行元:セントラル総合研究所 ⇒ http://www.sodan.info/
(発行責任者: 八木宏之)
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