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 2010年7月15日 


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■□        CRIメルマガ 『セントラル事業再生レポート』
□       ≪事業再生と敗者復活〜再生実績9000件の相談現場レポート≫
                                             2010年7月15日
                               発行:株式会社セントラル総合研究所
                                        http://www.sodan.info/
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  W杯はスペイン、参院選は自民とみんなの党が好成績で幕を閉じ、梅雨の大
 イベントも終わりいよいよ夏本番になってきました。
  菅首相の消費税発言での民主党敗北と言われていますが、この不況の中、増
 税や値上がり、手当支給や減収という言葉には敏感なようです。
  この時期、永田町界隈では改革案の方針や、連立パートナーはどこと組むの
 か、案件ごとに連立パートナーを変えるのかなどあわただしくなっているよう
 です。連立よりも今のこの経済、不況をどう脱出して国民に不安のない安心し
 た生活をおくれるようにするのかを第一に考えていただきたいものです。

                  目  次
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    ■大阪府、業を煮やして特区提案!貸金これが実情
    ■外貨準備高に裏付けられたチャイナマネー
    ■最高裁・二重課税判決!公正で明解な税法運用を
    ■5月CI一致指数「回復のテンポが緩んできた」と警戒感
    ■連載!事業再生の現場から「朗報!連帯保証の制度が変わる?」
    ■「ビジネス本作家の値打ち」水野俊哉著に掲載!
    ■「たかが赤字でくよくよするな!」好評発売中!
    ■季節のお便り「大暑」

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□■     大阪府、業を煮やして特区提案!貸金これが実情     □■
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  大阪府の橋本知事は6日、6月18日に完全施工された改正貸金業法で、資
 金繰りに困惑する中小零細企業や個人が借入ができない懸念があることから改
 正法を緩和した「小規模金融構造改革特区」を金融庁に提案しました。
  提案内容は、大阪府内に本店を置く貸金業者に、1年以内の短期貸付や20
 万円までの貸し付けについては上限金利を20%からグレーゾーンぎりぎりで
 あった29.2%に。総量規制を年収の1/3とした貸付限度額を大阪府独自の
 算定式で引き上げるというものです。 ・・・・続きはブログでご覧いただけ
 ます。

 ☆大阪府、業を煮やして特区提案!貸金これが実情
               ⇒  http://www.h-yagi.jp/00/post_43.html

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□■       外貨準備高に裏付けられたチャイナマネー      □■
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    景気の先行きや今後の経済成長を予測する大切な経済指標のひとつに外貨準
 備高があります。国が対外的に決済する輸出入代金や借金返済などがこれにあ
 たり、日本では毎月財務省が、政府と日銀の保有する公的な残高である外貨準
 備高(IMFリザーブポジション)を発表しています。
  中国は平成18年2月に外貨準備高が8、536億ドルとなって日本を抜い
 て世界一となりましたが11日、中国人民銀行によると中国の6月末の残高が
 2兆4,543億ドル(約217兆5,000億円)になったと発表・・・・
 ・・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆外貨準備高に裏付けられたチャイナマネー
                ⇒  http://www.h-yagi.jp/00/post_46.html

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□■      最高裁・二重課税判決!公正で明解な税法運用を    □■
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  夫の死亡後、年金形式で分割払いされる生命保険料を受け取った女性に対し、
 相続税と所得税を課税することが認められるかが争われた訴訟で、最高裁判所
 は7月6日、これを二重課税に当たるとして違法との判決を下しました。
  所得税法において「相続、遺贈又は個人からの贈与により取得するものには
 所得税をかけない」との規定があるにも関わらず、国税当局はこれをどのよう
 に解釈して所得課税を続けてきたのでしょうか。全く理解に苦しむところです。
 ・・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆最高裁・二重課税判決!公正で明解な税法運用を
               ⇒  http://www.h-yagi.jp/00/post_42.html

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□■   5月CI一致指数「回復のテンポが緩んできた」と警戒感   □■
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    6日内閣府は5月の景気動向指数を発表しました。CI一致指数は前月比0.
 1ポイント低下し101.2となり平成21年3月以来14ケ月ぶりに低下と
 なりました。
  景気動向指数とは内閣府経済社会総合研究所が毎月公表しているもので「D
 I(景気の変化の方向性を見る)」と「CI(景気の変化の大きさを見る)」
 の2つの指数からなり、先行指数(数ケ月先の景気動向)、一致指数(景気の
 現状)、遅行指数(半年から1年遅れの景気動向)の基礎指標を使って算出し
 ています。・・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆5月CI一致指数「回復のテンポが緩んできた」と警戒感
               ⇒  http://www.h-yagi.jp/00/post_41.html

☆★☆★☆★☆     連載!「事業再生の現場から」   ☆★☆★☆★☆
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(6)経営者に朗報!連帯保証の制度が変わる?

  先日、法相の諮問機関である法制審議会が連帯保証人制度について、連帯保
 証人を保護するための民法改正の検討に着手したと発表しました。民主党は、
 昨年の政権交代時から「中小企業に対する総合的な支援」として「政府系金融
 機関の中小企業に対する融資について、個人保証を撤廃」や「自殺の大きな要
 因ともなっている連帯保証人制度について、廃止を含め、あり方を検討」など
 の公約を掲げていましたが、ついに本格始動の様子。期待は高まります。

  民主党もあえて記している通り、連帯保証による債務の問題は、国内で増加
 し続けている自殺の要因として上位に位置しています。また、この制度が景気
 回復の足かせになっている事実も見逃せません。この連帯保証人制度の廃止が
 実現すれば、倒産によって財産や命を失う人は激減するはずなのです。

  中小企業の経営者は、会社の融資を申し込む際、多くの場合個人保証を義務
 付けられてきました。自宅や、個人で所有する不動産等の財産の一部あるいは
 全部を担保として金融機関に差し出して、万が一返済できなくなったときには、
 これらを丸ごとむしり取られてしまうのです。場合によっては、第三者連帯保
 証人の提出を求められることもありますが、これらは、大企業が銀行から融資
 を受ける場合にはありえない制度です。

  金融機関との契約において、単に「保証人」になるのであれば「催告の抗弁
 権」や「検索の抗弁権」が認められます。「催告の抗弁権」とは債権者が保証
 人に債務の履行を請求したときに、保証人が、まず主たる債務者に催告をなす
 べき旨を請求することができる権利、「検索の抗弁権」とは保証人が、債権者
 に対し、主たる債務者の財産につき執行をなすまで自己の保証債務の履行を拒
 むことができる権利のことです。

    しかし、ひとたび「連帯保証人」の欄に捺印してしまうと、それらは一切認
 められません。主債務者がどのような状況にあろうとも、債権者から請求され
 たら拒むことができないのです。そのうえ、連帯保証は一括返済が基本です。
  こうした悪条件が重なって、連帯保証人の自宅を競売にかけられたり、生活
 が破綻して自殺に追い込まれたりというケースもあるのです。いわば連帯保証
 は「経済的人質」とも呼ぶべき制度です。
  法律によって連帯保証人が保護されるというこの報道が、経営者の皆さんに
 とって朗報であることは間違いありません。経営継続だけでなく、事業承継や
 新たな産業創出のための起業が促進されることも期待できます。これまで、一
 度倒産した経営者が再起することが難しかった日本において、私たちが目指す
 「中小企業の敗者復活」にもつながることと確信しています。<つづく>

 ☆「事業再生の現場から」過去掲載分(1)〜(5)はこちらからご覧いただけます。
          ⇒ http://www.sodan.info/mailmaga/mailmagazine.html

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    「グレーゾーンが撤廃されたのも、元をたどれば八木氏の功績である」と水
 野俊哉氏が掲載してくれた著書「ビジネス本作家の値打ち」が平成22年6月
 に発売されました。石井裕之氏、大前研一氏、勝間和代氏、計46名の堂々た
 る作家の書論を水野俊哉氏が「読むべき作家、また無視してもいい作家」など
 ストレートに評論しています。

 ☆「ビジネス本作家の値打ち」詳細ページ
                ⇒ http://www.sodan.info/publication/

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 くよするな!」。事業再生の集大成として書き上げたこの本のダイジェストを
 書籍専用サイトで紹介しています。ぜひご覧になってください。

    ☆「たかが赤字でくよくよするな!」紹介サイト
                       ⇒ http://central-ri.com/

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   ☆★─┃ 季節のお便り「二十四節気」 ┃─★☆
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       7月23日は二十四節気「大暑(たいしょ)」です
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  7月23日1時36分「大暑」です。旧暦6月「未」(ひつじ)の月の中気
 で、天文学的には太陽が120度の点を過するときをいいます。

    夏至から約一ヶ月後で、日照時間は短くなってきていますが、梅雨明けのこ
 の頃は快晴が続いてますます暑くなります。一年で最も気温の高い「酷暑」の
 季節。大地は潤って蒸し暑くなり、時折大雨が降ります。

  強い日差しで大地は潤って蒸し暑くなります。甚だしい暑さを「炎暑・酷暑」
 焼け付くような空を「炎天」ジッとしていても汗の吹き出る暑さを「油照り」
 などと表現して、暑さそのものの微妙さを表現しています。

  夏の太陽が雨粒を輝かしながら・・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆二十四節気7月23日「大暑」
             ⇒ http://www.h-yagi.jp/05/post_47.html

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          **** 編 集 後 記 ****
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  早いもので筆者敬白次の二十四節気は葉月8月です。
 地域によっては未だに梅雨が明けていないところもあります。
 平成22年は集中豪雨、ゲリラ豪雨と7月だけでも雨の災害が報道されてます。
 亜熱帯地域に見られるゲリラ豪雨など、地球温暖化の産物かもしれません。日
 ごろからエコの習慣を身に着けましょう。

  この時期、夏バテされている方をお見かけします。読者の皆様、暴飲暴食な
 どくれぐれも控えて体調管理に心がけましょう。お体ご自愛専一の程
 筆者敬白

 ■免責事項について
  当メールマガジンの内容に基づいて行った行動により生ずる一切の損害につ
 いては一切責任を負いかねますのでご了承下さい。
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 発行責任者: 八木宏之 
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