メールマガジン



 2010年9月2日 


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■□        CRIメルマガ 『セントラル事業再生レポート』
□       ≪事業再生と敗者復活〜再生実績9000件の相談現場レポート≫
                                             2010年9月2日
                               発行:株式会社セントラル総合研究所
                                        http://www.sodan.info/
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  民主党代表戦が党を2つにわける結果となるのか、菅首相と小沢前幹事長の
 全面対決が始まりました。一時は鳩山前首相の仲介で党内一本化で両者とも動
 いていましたが小沢前幹事長のポストが気に入らないのか果ては分裂にまで。
  政策を置き去りに、党内票集めに走り回るのでしょう。失われた20年がさ
 らに長くならないようにしてもらいたいですね。

                  目  次
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    ■日銀10兆追加緩和!為替介入目的か?計30兆の資金供給
    ■日本国内投資促進プログラムは国内産業を救えるか!
    ■金融庁:融資枠拡大検討金融庁
    ■「フラット35S」、厳しい審査でも1%金利ダウンの魅力
    ■緊急保証制度:2.131億円の貸倒れ!多いか少ないか
    ■8月27日「実例に学ぶ勉強会(セミナー)」報告
    ■連載!「事業再生の現場から」
    ■セントラルお勧めサイトのご紹介
    ■季節のお便り「白露」

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□■   日銀10兆追加緩和!為替介入目的か?計30兆の資金供給  □■
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  8月30日、政府と日本銀行は、経済対策、金融緩和政策をともに足並みを
 揃えるように打ち出しました。日本銀行は、政府と「対策の認識に差はない」
 とし、平成21年12月に導入した新しい資金供給手段(新型オペ)20兆円
 に10兆円を追加緩和、低金利・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆日銀10兆追加緩和!為替介入目的か?計30兆の資金供給
                ⇒  http://www.h-yagi.jp/00/post_89.html

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□■    日本国内投資促進プログラムは国内産業を救えるか!    □■
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  菅首相は日本銀行、白川総裁と会談することを明らかにしました。エコノミ
 ストやジャーナリストからは円高傾向が続く中「すすむ円高に無策、無力」と
 言われ続け、経済対策を前倒しで行っていくようです。
 報道によると8月28日、菅首相は日本国内での工場建設などを促すための補
 助金や税制優遇、規制緩和などを・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆日本国内投資促進プログラムは国内産業を救えるか!
                ⇒  http://www.h-yagi.jp/00/post_88.html

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□■   金融庁:融資枠(コミットメントライン)拡大検討金融庁    □■
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  8月26日、日本政策金融公庫が発表した中小企業景況調査の8月調査概要
 によると、8月の売上DI(売上が良いから悪いを差し引いた業況指数)は、
 −9.1と7月に比べ1.2マイナス幅が拡大、円高が進行している事から家電や自
 動車などの輸出産業が悪化・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆金融庁:融資枠拡大検討金融庁
                ⇒  http://www.h-yagi.jp/00/post_86.html

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□■ 起死回生「フラット35S」、厳しい審査でも1%金利ダウンの魅力 □■
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  国土交通省は、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の住宅ローン「フラッ
 ト35S」の金利優遇措置の期限を平成22年度末から1年延長して平成23
 年度末まで延長する方針を固めたと発表しました。契約当初から10年間「通
 常のフラット35」より金利を・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆起死回生「フラット35S」、厳しい審査でも1%金利ダウンの魅力
                ⇒  http://www.h-yagi.jp/00/post_85.html

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□■     緊急保証制度:2.131億円の貸倒れ!多いか少ないか    □■
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  リーマンショック後の平成20年10月31日にスタートした「緊急保証制
 度(平成22年2月15日から景気対応緊急保証制度に制度名を変更)」は、
 中小企業の資金繰り支援、原料高への対応支援を目的に信用保証協会(国)が
 融資の100%保証する・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆緊急保証制度:2.131億円の貸倒れ!多いか少ないか
                ⇒  http://www.h-yagi.jp/00/post_84.html

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☆★☆ 多くのご参加ありがとうございました「勉強会(セミナー)」☆★☆★
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  8月27日(金)支援者、相談者を対象に東京・丸の内で「実例に学ぶ勉強
 会(セミナー)」開催しました。多くの受講者の皆様、お疲れ様でした。また、
 今月も29日に予定しておりますのでお楽しみに。詳細につきましては郵送さ
 せていただきます。

 ☆「勉強会(セミナー)」の内容に関してはこちらに掲載しています
                     ⇒  http://sodan.info/seminar/

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☆★☆★☆★☆     連載!「事業再生の現場から」   ☆★☆★☆★☆
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(9)企業再編で事業を守る〜会社分割その2

  前号では会社分割の基本的なスキームについて紹介しました。
 今回は、この会社分割のスキームを用いたM社の再生事例をご紹介します。

 二代目社長が率いる商社であるM社は、小規模とはいえ、特殊な業界に特化し
 た専門工具や機械も扱っていることで、業界の中ではとても高い評価を得てい
 ました。その分野では確実な営業利益を出しており、表向き経営が順調に見え
 ていたのですが、実は、先代からの負債が経営を圧迫しており「黒字倒産」の
 危機に瀕していたのです。
  借入の担保となっているのは社屋と社長宅の土地と建物。金融機関からの売
 却要請は日毎に激しくなっており、日々の業務にも支障を来すようになってい
 ました。
  倒産してしまえば、担保となっている不動産を失うばかりではなく、類似商
 品の無い特殊工具をM社から仕入れている多くの顧客が困ることとなります。
  大きな責任を負ったM社社長のS氏は、コンサルタントに相談する際、こう
 言いました。「なんとかして、従業員の生活とお客様のための事業を守りたい
 のです。そのためならば、私は代表を辞任してもかまいません!」
  その言葉を受け、M社では社長の右腕といわれる従業員を代表とした新会社
 の設立を計画し、他社において類似品の扱いがない専門工具・機器の仕入れと
 販売事業を新会社へ移管しました。
  担保物件は失ったものの新会社で社屋を購入することにより、事業継続が可
 能となりました。さらに、S氏の自宅は新会社で購入し、S氏は家賃として賃
 料を払いながら自宅に住み続けることができたのです。
  こうして、S氏は「社長」という肩書きは失ったものの、事業を守り、自宅
 に住み続けることができたのです。
  現在、新会社の一社員として取引先回りに奔走しているS氏は「利他の精神」
 で再生に力を尽くしたことで、周囲から寄せられる信頼は以前より増していま
 す。

  企業が債務超過に陥った際、十年以上前ならば、一部の事業が黒字であって
 も、企業全体が赤字であれば「倒産やむなし」とされたり、倒産に至らずとも
 「本業でない分野はできるだけ切り詰める」という考え方が主流でした。
  しかし、意外なところに道が開けることもあります。営業利益を生み出して
 いる事業であれば、廃止するのではなく、新しい会社に移すことで、健全な状
 態で運営でき、更なる事業拡大も可能となるのです。

 ☆「事業再生の現場から」過去掲載分(1)〜(8)はこちらからご覧いただけます。
          ⇒ http://www.sodan.info/mailmaga/mailmagazine.html

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☆★☆★☆★☆    セントラルお勧めサイトのご紹介   ☆★☆★☆★☆
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 ☆リスケジュール(返済猶予)モラリアム法について
      リスケのポイント、実績を紹介 ⇒ http://www.re-schedule.jp/

 ☆デューデリジェンス(事業精査)について、管理会計の勧め
      財務精査で突破口が見つかります ⇒ http://www.fukkatsu.com/

 ☆オフィシャルサイト「事業再生、初めての方へ」
  実績、相談者属性を紹介 ⇒http://www.sodan.info/about/firsttime.html

  お電話でのご相談の多い内容をページに追加いたしました
           「資金調達、融資」について
               ⇒ http://www.sodan.info/about/shikin.html
           「債務返済」について
                ⇒ http://www.sodan.info/about/saimu.html
           「不動産」について
              ⇒ http://www.sodan.info/about/fudosan.html

 ☆書籍「たかが赤字でくよくよするな!」紹介サイト
                       ⇒ http://central-ri.com/

 ☆書籍「ビジネス本作家の値打ち」詳細ページ
                 ⇒ http://www.sodan.info/publication/

    ☆┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓☆ 
   ☆★─┃ 季節のお便り「二十四節気」 ┃─★☆
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             9月8日「白露」です
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  平成22年9月08日02時45分「白露」です。旧暦8月、酉(とり)の
 月の正節で、天文学的には太陽が黄経165度の点を通過するときをいいます。

 「白露」(はくろ)は「しらつゆ」の意です。
 二十四節気による四季の区分では、秋の中旬「仲秋」(ちゅうしゅう)にあた
 ります。
 陰陽五行説によると、「秋」は・・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆二十四節気9月8日「白露(はくろ)」
             ⇒ http://www.h-yagi.jp/05/post_90.html

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          **** 編 集 後 記 ****
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  いまだに残暑厳しく、外に出ると汗だくなるに日が続いています。去年は冷
 夏だったとの報道で、この時期には夏商戦が落ち込んでいたそうです。
  今年は例年にない猛暑で9月に入っても衰えそうにない陽気です。エアコン
 販売、設置はエコポイントも手伝って目がまわる忙しさだとか・・・
  今年は猛暑・熱帯夜続きで熱射病・熱中症になる方が多いと報道さています。
 まだまだ残暑厳しい折です。夏ばてで体力が落ちるときなので体調維持を心が
 けましょう。夏風邪などお召しにならないようお体ご自愛専一の程
 筆者敬白

 ■免責事項について
  当メールマガジンの内容に基づいて行った行動により生ずる一切の損害につ
 いては一切責任を負いかねますのでご了承下さい。
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 発行責任者: 八木宏之 
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