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■□ CRIメルマガ 『セントラル事業再生レポート』
□ ≪事業再生と敗者復活〜再生実績9000件の相談現場レポート≫
2011年02月17日
発行:株式会社セントラル総合研究所
http://www.sodan.info/
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金融庁は、2月14日、金融関係者や消費者団体で構成する「金融トラブル
会議」を開き、昨年10月から始まった金融商品のトラブルによる金融ADR
の受理件数が12月までに191件に達したと報告がありました。
当事者間同士で解決できないトラブルを全国銀行協会など指定ADR機関が
中立的な立場で和解案を提示。今年に入ってからも金融ADRの認知度が向上
し増加しているといいます。為替デリバティブだけでも19,000社が保有し、契
約数は40,000件にも及ぶといいます。まだまだ氷山の一角でしょう。昨年から
の急激な円高。数年先の為替はプロでも予想が困難です。十分納得してからの
契約が必要です。
<参考ページ>
●金融商品・サービスのトラブル解決:金融ADR
⇒ http://www.sodan.info/knowhow/study/study25/
●デリバティブ取引とは・意味
⇒ http://www.sodan.info/knowhow/study/study20/
目 次
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■サムスン、LG日本進出の先攻隊は韓流ドラマにKARAだった!?
■M&A公取委が障害?:産活法改正で国際競争力強化/シェア奪還
■政府EPA、TPPで二の足/日本経団連「農業成長産業化促進法」提言
■円滑化法で不良債権5兆円、100%保証代弁4,000億円は多い、少い?
■2月「実例に学ぶ勉強会(セミナー)」開催
■連載!「事業再生の現場から」法人税引き下げへの期待はいかほどか?
■セントラルオフィシャルサイト更新情報
■セントラルお勧めの書籍のご紹介
■季節のお便り二十四節気〜2月19日「雨水(うすい)」
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□■ サムスン、LG日本進出の先攻隊は韓流ドラマにKARAだった!?□■
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米調査会社のIDC(International Data Corporation)が発表した世界の
スマートフォン市場調査によると、同市場は急成長を遂げ、平成22年第4四
半期(10月〜12月)の出荷台数は、1億台を超え、同期間のPC出荷台数
9,200万台を上回ったと・・・続きはブログでご覧いただけます。
☆サムスン、LG日本進出の先攻隊は韓流ドラマにKARAだった!?
⇒ http://www.h-yagi.jp/00/post_267.html
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□■ M&A公取委が障害?:産活法改正で国際競争力強化/シェア奪還 □■
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政府は2月10日、企業のグローバルな競争力強化にM&A(企業の合併・
買収)を支援するため、産業活力再生法(産活法)改正案を閣議決定しました。
産活法とは、平成11年に、事業の再構築を促す目的で施行された法律で、企
業の合弁、買収の際、一定条件を満たし・・・続きはブログでご覧いただけます。
☆M&A公取委が障害?:産活法改正で国際競争力強化/シェア奪還
⇒ http://www.h-yagi.jp/00/post_266.html
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□■ 政府EPA、TPPで二の足/日本経団連「農業成長産業化促進法」提言 □■
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農林水産省が2月10日公表した「平成22年農林水産物等輸出実績(速報
値)」によると、昨年の農林水産物の輸出額は前年より10.5%増の4,921
億円となったとありました。農林水産省では、急激な円高となった昨年、輸出
に取り巻く状況は厳しいとしながら・・・続きはブログでご覧いただけます。
☆政府EPA、TPPで二の足/日本経団連「農業成長産業化促進法」提言
⇒ http://www.h-yagi.jp/00/epatpp.html
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□■ 円滑化法で不良債権5兆円、100%保証代弁4,000億円は多い、少い? □■
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平成20年、リーマンショック後の金融危機による景気低迷で政府は、中小
企業の厳しい資金繰り支援に中小企業円滑化(モラトリアム)法や、信用保証
協会100%保証の景気対応緊急保証(緊急保証)などの金融支援によって中
小企業の倒産を防いでき・・・続きはブログでご覧いただけます。
☆円滑化法で不良債権5兆円、100%保証代弁4,000億円は多い、少い?
⇒ http://www.h-yagi.jp/00/post_264.html
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□■ 一週間の経済時事ダイジェスト2011/2/7〜2/12 □■
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経済時事、一週間のダイジェストはこちらでご覧いただけます。
⇒ http://www.h-yagi.jp/00/201127212.html
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☆★☆ 2月「実例に学ぶ勉強会(セミナー)」開催 ☆★☆
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支援者、相談者を対象に、東京・丸の内で「実例に学ぶ勉強会(セミナー)」
を開催します。2月は決算、不動産対策を中心に勉強してまいります。
☆「1月勉強会(セミナー)」の内容はこちらでご覧いただけます
⇒ http://sodan.info/seminar/
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☆★☆★☆★☆ 連載!「事業再生の現場から」 ☆★☆★☆★☆
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(20)決算書を作って会社を成長させる〜財務精査のポイント〜
決算を行ったら、その内容をまとめ、「会社の成績表」とも言える決算書を
作らなければなりません。
「決算書」とは慣例的な呼び方で、会社法や税法に基づく場合は「計算書類」、
金融商品取引法の基づく場合は「財務諸表」という呼び名になります。どちら
も「貸借対照表」と「損益計算書」を中心とする点は同じですが、財務諸表に
は、資判断の観点から経営の実態を計りやすい「キャッシュフロー計算書」が
加えられます。この3つの計算書が、企業の安全性や収益性、成長性を知るう
えで特に重要な「財務三表」です。
そもそも、なぜ決算書が必要なのでしょうか。すぐに思い浮かぶのは「株主
への報告」や「投資家などへの経営情報の開示」ですが、さらにもうひとつ、
経営者が会社の実情を知り、的確な判断を下す材料にするという目的がありま
す。そのためにも、粉飾などは考えず、ありのままの自社の状態を決算書にま
とめなければなりません。
決算こそ、売掛金の回収や各種契約の見直しなど、自社の財務状況を改めて
見直すまたとない機会です。経営者自らが財務管理に無関心である場合、たと
えどんなに営業力、企画力が優れていても、企業の成長は難しいでしょう。規
模の大小はありますが、不適切な経費精算や横領は小規模零細企業では比較的
多く見られます。「人を見たら泥棒と思え」とまでは言いませんが、人に任せ
ていて安穏としている事業主は、自社の財務の綻びになかなか気付くことがで
きません。それどころか、すぐそばにある資金調達のチャンスさえも見逃しか
ねません。
この機会に自社の財務状況を確認し、きめ細かいお金の流れを把握して、よ
り強い企業づくりを目指しましょう。
●財務精査のチェックポイント
1.事業にどれくらいの体力があるのか
2.債務がなければ営業利益はプラスになるのか
3.1ヶ月、半年、1年、3年、5年と長い目で見て、どれぐらいのキャッシュ
フローを生み出す力があるのか
4.設備投資(機械代金や修繕費、補修費など)の費用をどのタイミングで
投入するのか
決算の時こそ、キャッシュフローを確認、習慣化するチャンスです。いくら
借入れをして、いくら返済しているのかひと目で分かります。損益計算書(P
/L)はプラスでも、収支のタイミングを間違えれば、資金繰りはショートし
てしまうのです。ぜひとも、会社の家計簿であるキャッシュフローをまめに確
認するようにしてください。
「支払いサイトは先方の言う通りでいいから、とにかく商品を売ってこい」
などと営業マンに檄を飛ばしていた経営者は、特に注意が必要です。会計上は
売上高も営業利益も純利益も倍増したところで、肝心の現金が入ってこなけれ
ば話にならないのです。
セントラル総合研究所はこれまでも、事業再生には「キャッシュフロー経営」
の徹底が必要であるとお伝えしてきました。売上げが上がってよしとしてしま
い、「その売掛をいつ回収できるのか」といった時間の概念が欠落していては
いけません。企業倒産が増加傾向にある今、「取引先の倒産により売掛が回収
できない」、「支払手形が落とせない」などのトラブルで黒字倒産に陥ってし
まうパターンが多く見られます。これからの経営は、いたずらに売上高や販売
シェアを伸ばすことよりも、キャッシュフローを有効に活用する方法を考える
必要があります。
☆「事業再生の現場から」過去掲載分(1)〜(19)はこちらから。
⇒ http://www.sodan.info/mailmaga/mailmagazine.html
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☆★☆★☆★☆ セントラルオフィシャルサイト更新情報 ☆★☆★☆★☆
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☆「小規模企業向け融資1年延長」を追加、更新。
⇒ http://www.sodan.info/refinance/finance.html
☆「中小企業金融政策・100%保証の景気対応緊急保証延長」を追加、更新。
⇒ http://www.sodan.info/refinance/guarantee.html
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☆★☆★☆★☆ セントラルお勧めの書籍のご紹介 ☆★☆★☆★☆
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☆書籍「たかが赤字でくよくよするな!」紹介サイト
⇒ http://central-ri.com/
☆書籍「ビジネス本作家の値打ち」詳細ページ
⇒ http://www.sodan.info/publication/book/
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☆★─┃ 季節のお便り「二十四節気」 ┃─★☆
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2月19日「雨水(うすい)」です
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2月19日9時25分「雨水」です。旧暦正月、寅(とら)の月の中気で、
新暦2月18日か19日頃。立春後15日目にあたります。天文学的には、太
陽が黄経330度の点を通過するときをいいます。雨水とは「雪散じて水と為
る也」と暦林問・・・・続きはブログでご覧いただけます。
☆二十四節気、2月19日「雨水(うすい)」です
⇒ http://www.h-yagi.jp/05/post_230219.html
**** 編 集 後 記 ****
今年は寒波の影響で日本海側は記録的な豪雪です。暦の上では春ですが、ま
だまだ寒い日が続きますが春はすぐそこまで来ています。
読者の皆様、季節の変わり目です。体調を崩さないようお体ご自愛専一の程
筆者敬白
■免責事項について
当メールマガジンの内容に基づいて行った行動により生ずる一切の損害につ
いては一切責任を負いかねますのでご了承下さい。
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発行責任者: 八木宏之
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