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2012年03月08日 


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■□         CRIメルマガ 『セントラル事業再生レポート』
□        ≪事業再生と敗者復活〜再生実績9000件の相談現場レポート≫
                                             2012年03月08日
                               発行:株式会社セントラル総合研究所
                                        http://www.sodan.info/
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  枝野経済産業相は5日、今年3月末期限切れとなっていた中小企業向けのセ
 ーフティネット保証の延長について、4月以降は景気の状況や業況、業種ごと
 に状況を見て判断すると、現行の仕組みのままの延長に慎重な姿勢を見せまし
 た。
 セーフティネットは、中小企業が金融機関から融資を受ける際、国が全額保証
 するもので中小企業にはメリットの大きな資金調達法。枝野経産相は、100%
 保証は金融の原則からは特例措置と捉え、保証を必要としない景気と状況を作
 りたいとし、経済の実態を勘案しながら判断するとしています。
 同日、枝野経産相は年度末にかけ、政府系金融機関や信用保証協会などへ休日
 の相談体制の拡充など中小企業の資金繰りなど迅速で親身な対応を要請しまし
 た。

                 目  次
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  ■商標権侵害物品、ブランドコピー:入国差止め2万件超!9割が中国発
  ■消費増税、論議してる場合!?被災地福島・7割の企業が営業再開できず
  ■エルピーダ経営陣続投に取引金融機関猛反発!守りから攻めの経営へ変革
  ■中小企業が日本を変える!経産省「"ちいさな企業"未来会議」発足
  ■◇一週間の経済時事ダイジェスト◇2012/2/27〜3/3
  ■3月「実例に学ぶ勉強会(セミナー)」を開催します
  ■連載!「事業再生の現場から」:「多重債務者減」は成果にあらず!
  ■セントラルオフィシャルサイト更新情報
  ■季節のお便り二十四節気〜3月5日「啓蟄(けいちつ )」です

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□■商標権侵害物品、ブランドコピー:入国差止め2万件超!9割が中国発□■
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  財務省は3月1日、昨年の全国税関における知的財産侵害物品の差止め件数
 が23,280件と5年連続で2万件を超えたと発表しました。1日当たりの差止め
 件数は平均で60件。点数では昨年比で15.5%増の約2,000点、年間728,234点
 が税関で差止められました。輸送・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆商標権侵害物品、ブランドコピー:入国差止め2万件超!9割が中国発
             ⇒ http://www.h-yagi.jp/00/post_230621.html

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□■消費増税、論議してる場合!?被災地福島・7割の企業が営業再開できず□■
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  帝国データバンクによると昨年の東日本大震災による企業の倒産は、今年2
 月末時点で630件と震災発生経過時で阪神・淡路大震災の3倍のペースで膨ら
 んでいます。このうち被災地、岩手、宮城、福島3県の倒産は77件と数字上で
 は全体の1割強となっていますが・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆消費増税、論議してる場合!?被災地福島・7割の企業が営業再開できず
             ⇒ http://www.h-yagi.jp/00/post_230620.html

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□■ エルピーダ経営陣続投に金融機関猛反発!守りから攻めの経営へ変革 □■
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  経営破綻したエルピーダメモリの資金繰り計画が東京地裁への申請書類で明
 らかになりました。現預金残高は現在、343億円であるものの8月末には22
 億円に減る見通し。エルピーダメモリ存続は、経営再建に向け、後ろ盾となる
 支援企業が手を挙げるかが最大の・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆エルピーダ経営陣続投に取引金融機関猛反発!守りから攻めの経営へ変革
             ⇒ http://www.h-yagi.jp/00/post_230618.html

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□■ 中小企業が日本を変える!経産省「"ちいさな企業"未来会議」発足 □■
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  日本国内の企業を規模別に見ると、従業員数100人以下の企業は実に99%。
 労働者の雇用においても8割以上を占めるといわれます。しかし昨今は、国内
 需要の減少、新興国との競争激化に加え、震災や歴史的な円高など、日本では
 中小のみならず、企業経営にとって・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆中小企業が日本を変える!経産省「"ちいさな企業"未来会議」発足
             ⇒  http://www.h-yagi.jp/00/post_230617.html

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□■    ◇一週間の経済時事ダイジェスト◇2012/2/27〜3/3   □■
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  経済時事、一週間のダイジェストはこちらでご覧いただけます。
              ⇒ http://www.h-yagi.jp/06/24-0227-0303.html

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☆★☆  3月「実例に学ぶ勉強会(セミナー)」を開催します    ☆★☆
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  支援者、相談者を対象に、東京・神田で「実例に学ぶ勉強会(セミナー)」
 を開催します。不動産リースバックや最近の金融・不動産業界の動きのほか、
 不動産調査企業の外部講師をお招きし、「地震と不動産」について勉強いたし
 ます。昨年の震災を機に、市場でニーズが高まる耐震工事のウラ話など驚くよ
 うなお話も伺えそうです。
 外部の方で参加を希望なさる方はお電話にてお問合せください。
 TEL : 03-5297-6911

 ☆「2月勉強会(セミナー)」の内容はこちらでご覧いただけます
                     ⇒  http://sodan.info/seminar/

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☆★☆★☆★☆     連載!「事業再生の現場から」    ☆★☆★☆★☆
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 (45)「多重債務者減」は成果にあらず!
     総量規制で業界縮小、ヤミ金跋扈の弊害/政府:貸金業法見直しへ

  平成22年6月に貸金業法が改正されて以降、借入額の総量規制などにより、
 多重債務者は減少傾向にあるといいます。個人の信用情報を扱うJICC(日本信
 用情報機構)によると、借入れが5社以上ある多重債務者数は、今年1月末時
 点でおよそ51万人。この数は前年同月から24万人もの大幅減です。
 ただし、この裏で「借りられない人」が増加していることは間違いありません。
 多重債務であっても、「借りて返して」を繰り返すことで生活を繋いでいた個
 人や、貸金業者からの融資を信用補完にあてながら事業に充てていた小規模・
 零細企業は更なる窮状に追い込まれ、あるいは撤退を余儀なくされています。

  改正貸金業法の施行により、貸金業者自体も経営が悪化。事業縮小や廃業な
 ど、貸金業界全体が縮小傾向に。それと並行して、無登録で違法に融資を行う
 「ヤミ金」への相談が増加していることも報じられています。

 ※詳細はブログで紹介しています
              ⇒ http://www.h-yagi.jp/00/post_230609.html

  日本貸金業協会の行った利用者調査によると、事業者のヤミ金融接触率は23
 %にも上ります。「法改正で儲かったのはヤミ金と弁護士だけ」との声も。
 また、金融庁の提示によると、改正後は「多重債務を理由とする自殺」が減少
 しているとのことではありますが、生活苦などを理由とした自殺は増えていま
 す。「借り過ぎて死ぬ」人の数が「借りられずに死ぬ」人の数に置き換わった
 だけと考えられなくもありません。
 「多重債務は深刻な社会問題」として施行された同法ですが、改正以前から懸
 念されていたこれらの弊害が、そのまま現実となってしまいました。

  貸金業法本体の施行は平成19年12月ですが、平成21年6月に、法律第
 58号付則第21条第2項は、次のとおり定めています。
 「政府は、前項に定める事項のほか、この法律の施行後五年以内に、この法律
 による改正後の規定の実施状況について検討を加え、必要があると認めるとき
 は、その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとする。」
 つまり、施行後5年を迎える今年は、見直しを検討する年であります。昨年7
 月には貸金業法改正に取り組む超党派検討チームが総量規制の撤廃や上限金利
 の見直しと変動性の導入などを提言しましたが、貸金業法成立時に与党であっ
 た自民党公明党を中心に議員立法の動きがある様子です。また、現与党民主党
 も改正を視野に検討ワーキングチーム(WT)を発足させました。

  「大失敗」とまで言われた22年度改正を経て、再改正を検討するにあたっ
 ては慎重な調査・分析が求められます。多種多様な企業において資金需要が高
 まっているいまこそ、利用者のニーズに応える強い姿勢で日本の経済をリード
 してもらいたいものです。

 ☆「事業再生の現場から」過去掲載分(1)〜(44)はこちらから。
          ⇒ http://www.sodan.info/mailmaga/mailmagazine.html

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☆★☆★☆★☆  セントラルオフィシャルサイト更新情報  ☆★☆★☆★☆
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 ☆「社内勉強会:縦割り行政を打破:復興施策の司令塔"復興庁"新設」を追加。
            ⇒ http://www.sodan.info/knowhow/study/study35/

  復興庁は3月2日、被災した自治体に対して復興交付金の第1回配分額を通
 知。岩手県や青森県では、ほぼ満額回答の配分に復興への取り組みが加速する
 と歓迎のコメント。一方、宮城県、福島県では満額に程遠い配分額の提示に怒
 りを表します。
 宮城県は、市町村分を含め2,032億円を要求しましたが、配分額は1,162億円と
 57%の配分率。原発事故対応に追われる福島県も875億円に対し、505億円の
 58%と評価の厳しさ指摘、柔軟な運用を求めます。早期復興には、各省庁や
 地方自治体との連携を強化、緊密にパイプ役となる復興庁の役割が鍵となりま
 す。

    ☆┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓☆ 
   ☆★─┃ 季節のお便り「二十四節気」 ┃─★☆
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          3月5日「啓蟄(けいちつ )」です
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  3月5日13時21分「啓蟄」です。旧暦2月、卯(う)の月の正節で、新
 暦では3月5日か6日頃。天文学的には、太陽が黄経345度の点を通過する
 ときをいいます。この頃になると・・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆二十四節気、3月5日「啓蟄(けいちつ )」です
             ⇒ http://www.h-yagi.jp/05/post_230601.html

          **** 編 集 後 記 ****

  啓蟄の時期には大気が不安定になりやすく、突然雷がなることがあります。
 一日毎、春の訪れを告げるような、寒さの中にも暖かさを感じる気候になりま
 す。川べりの土手にタンポポの蕾が大きくなってきます。近々黄色い花を咲か
 せるでしょう。

  社会では受験、就職、入学、進学、転勤ばどの報道が目立ってきます。年度
 始まりの4月が近づき何かと準備や、整理、処理で気忙しい日が続きます。

  昨年暮れから寒い日が続き、梅の開花が遅れ「梅祭」には梅がありません。
 春らしい日差しの日が続き、「さあやっと春だ」と気持ちが高ぶると、これか
 らは「花粉」が飛散し始める時期です。今年は例年になく多いそうですから、
 早めに花粉症対策をしましょう。飲み薬も開発され、とても効果的だそうです。
 花粉対策を怠ると、くしゃみとかゆみで集中力を欠き、勉強も仕事もはかどり
 ません。ともあれ、皆様、時節柄お体ご自愛専一の程
 筆者敬白

 ■免責事項について
  当メールマガジンの内容に基づいて行った行動により生ずる一切の損害につ
 いては一切責任を負いかねますのでご了承下さい。
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  発行責任者: 八木宏之 
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