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2013年10月08日 


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■□         CRIメルマガ 『セントラル事業再生レポート』
□        ≪事業再生と敗者復活〜再生実績9000件の相談現場レポート≫
                                             2013年10月08日
                               発行:株式会社セントラル総合研究所
                                        http://www.sodan.info/
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 中小企業基盤整備機構は3日、優秀な技術を持つ中小製造業が新たな取引先と
 して大手メーカーなどと提携できるよう橋渡しのためのサイトを来年4月に開
 設することを発表。大企業や海外企業から求められる技術や希望に合わせ商談
 の機会を設けます。機構は数年以内に1千件の提携成立を目指すとしています。

                 目  次
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  ■住宅着工戸数12ケ月連続前年超え!「住宅取得支援」効果無ければ逆戻り
  ■「鉄道会社運営」実現のチャンス?!北近畿タンゴ鉄道、運行を民営化
  ■日銀短観:大企業は収益+、中小は依然▲!/増税後の下落回避できるか
  ■溝深まる日韓関係!竹島、個人賠償の次は旭日旗掲揚で懲役?
  ■◇一週間の経済時事ダイジェスト◇2013/9/30〜2013/10/5
  ■10月「実例に学ぶ勉強会」を開催いたします
  ■連載!「事業再生の現場から」:「真の赤字」を見誤るな!粉飾決算の罠
  ■セントラルオフィシャルサイト更新情報
  ■季節のお便り二十四節気・10月8日「寒露(かんろ)」です

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□■住宅着工戸数12ケ月連続前年超え!住宅取得支援、効果無ければ逆戻り□■
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 国土交通省は9月30日、8月の新設住宅着工戸数が前年同月比8.8%増の8万
 4,343戸と12ケ月連続で前年同月を上回ったことを発表。持家や貸家、分譲
 住宅、分譲マンション全てで前年から着工は増加。・・・・続きはこちらから

 ☆住宅着工戸数12ケ月連続前年超え!「住宅取得支援」効果無ければ逆戻り
  ⇒  http://www.h-yagi.jp/00/12.html

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□■「鉄道会社運営」実現のチャンス?!北近畿タンゴ鉄道、運行を民営化□■
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 京都府と兵庫県北部をつなぐ第三セクター鉄道「北近畿タンゴ鉄道」の経営難
 を受け、最大株主である京都府は9月27日、鉄道の運行部門を切り離し、民
 営化する方針を明らかにしました。運行については・・・・続きはこちらから

 ☆「鉄道会社運営」実現のチャンス?!北近畿タンゴ鉄道、運行を民営化
  ⇒  http://www.h-yagi.jp/00/post_231054.html

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□■日銀短観:大企業は収益+、中小は依然▲!/増税後の下落回避できるか□■
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 日銀は10月1日、9月の企業短期経済観測調査(短観)を発表。企業の景況
 感を示す業況判断DI(DiffusionI ndex:指数)は、景気判断の目安とな
 る「大企業・製造業」でプラス12となり、前回の・・・・続きはこちらから

 ☆日銀短観:大企業は収益+、中小は依然▲!/増税後の下落回避できるか
  ⇒  http://www.h-yagi.jp/00/post_231053.html

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□■   溝深まる日韓関係!竹島、個人賠償の次は旭日旗掲揚で懲役?  □■
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   訪米中の岸田外務相は9月26日、韓国の尹外務相とニューヨークで会談。韓
 国が福島県など8県の水産物輸入禁止措置を発動したことへ「科学的な根拠を
 踏まえて欲しい」と禁輸の撤回を求めましたが尹外・・・・続きはこちらから

 ☆溝深まる日韓関係!竹島、個人賠償の次は旭日旗掲揚で懲役?
  ⇒  http://www.h-yagi.jp/00/post_231047.html

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□■   ◇一週間の経済時事ダイジェスト◇2013/9/30〜2013/10/5    □■
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  経済時事、一週間のダイジェストはこちらでご覧いただけます。
  ⇒ http://www.h-yagi.jp/06/20139302013105.html

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☆★☆    10月「実例に学ぶ勉強会」を開催いたします     ☆★☆
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 10月の勉強会は、不動産のリースバックによる資金調達法のほか、リスケジ
 ュール(条件変更)中の企業でも適用される助成金や最近の経済情勢について
 ともに学びます。

 外部の方でセミナー参加ご希望の方はメール
 :info@sodan.infoまでお気軽にお問い合わせください。

 ☆「過去の勉強会(セミナー)」の内容はこちらでご覧いただけます
   ⇒  http://sodan.info/seminar/

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☆★☆★☆★☆     連載!「事業再生の現場から」    ☆★☆★☆★☆
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 (82)「真の赤字」を見誤るな!粉飾決算の罠

 「社長さん、決算書を見る限りでは御社は黒字のようですが──」
 セントラル総合研究所に事業再生の相談に訪れる経営者には、必ず直近の決算
 書を持参していただいています。そうしないことには経営の実態が見えてこな
 いからです。
 ところがその決算書を前にしながら質問しても、答えられない経営者のなんと
 多いことか。

 社長は現場肌で経理のことは疎い、というケースは少なくはありません。
 ただ、実態はもっと根が深い。
 「──すみません。これは銀行用に粉飾した決算書なんです…」
 往々にして、赤字に悩む企業は金融機関対策として「粉飾決算書」を作ってい
 る場合がほとんどと言えます。これまでには、18の金融機関に18通りの粉
 飾決算書を作って差し出していたという例もありました。

 経理担当者がいる場合、この作業は担当者が、時に罪の意識に苛まれ、苦心し
 ながら行っていることでしょう。
 そして経営者は、最終的に「黒字」となった決算書を見て喜ぶだけ。これが続
 いて、「黒字」の裏で、どれだけ赤字が膨らんでいるのかが分からなくなって
 しまうのです。
 金融機関からの融資残高は分かっても、それ以外にあるはずの資産デフレによ
 る「含み損」や、優良在庫に見せかけた不良在庫の量、回収不能の売掛金の総
 額などは見えなくなってしまいます。

 粉飾しながらもなんとか資金繰りがついている間は「すぐ直せる」と安易に考
 えているかもしれません。しかし、それが立ち行かなくなってしまったら取り
 返しがつかなくなるのは言うまでもないでしょう。

 事業継続を優先させたくとも、自力での再生が難しいと判断された場合、民事
 再生などの法的再生に切り替えることとなります。
 民事再生を申請するには、金融機関などの債権者に粉飾決算の事実を公表しな
 ければなりません。
 当然、相手は顔色を変えて「これは犯罪だ」「どう責任をつるつもりだ」と責
 め立てることでしょう。
 民事再生の大前提となるのは「債権者の同意」。粉飾をして債権者を欺き続け
 てきた企業がこれを得るのは非常に難しいことは想像に難くありません。

 そんなドロ沼にはまる前に、まずは自社の決算書をしっかりと見ていただきた
 いのです。
 目の前の債務とは別に、長年の粉飾のせいで見えなくなっている「真の赤字」
 が隠れているもの。その額をしっかりと把握しないことには始まりません。
 経理担当者と一緒に、どこに粉飾があって。その裏には何が隠れているのかを
 しっかり見通す。
 それが再生への第一歩となります。

 ☆「事業再生の現場から」過去掲載分(1)〜(81)はこちらから。
   ⇒ http://www.sodan.info/mailmaga/mailmagazine.html

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☆★☆★☆★☆  セントラルオフィシャルサイト更新情報  ☆★☆★☆★☆
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 ☆「社内勉強会:改正小規模企業活性化法が施行
   中堅中小企業向けから地域経済支える小規模企業へ施策シフト」を追加
   ⇒ http://www.sodan.info/knowhow/study/study47/

  9月20日、小規模企業活性化法が施行され、中小企業基本法や中小企業信
  用保険法などが改正。小規模企業の存在について経済発展に欠かせないこと
  が掲げられるなど、これまでの中堅中小企業向けの施策から小規模企業に光
  を当てた施策が期待されます。

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   ☆★─┃      季節のお便り「二十四節気」     ┃─★☆
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          10月8日「寒露(かんろ)」です
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  10月8日11時58分「寒露」です。旧暦9月、戌(いぬ)の月の正節で、
  秋分から15日目にあたります。天文学的には太陽が黄経195度の点を通
  過するときをいいます。寒露とは、・・続きはブログでご覧いただけます。

  ☆10月8日「寒露(かんろ)」です
   ⇒ http://www.h-yagi.jp/05/post_231055.html

          **** 編 集 後 記 ****

 季節は少しづつ秋に向かっています。外路地の広葉樹が幾分か幾分か色づき始
 め、 すこしづつ落ち葉の気配です。
 秋分の「昼と夜の長さが等しい」に掛けて、均衡を失っている今の社会ですが
 これを機会に陰陽のバランスを取り戻して頂きたいものです。
 読者の皆様、猛暑でも朝晩は冷え込みます。お体ご自愛専一の程
 筆者敬白

 秋の天気は「女心と秋の空」、移り変わりが激しい例えは一般的です。秋は台
 風来襲、上陸することがあります。天気予報が正確になった今日、台風が通り
 過ぎるのを待って台風一過、秋の青空を眺めたいものです。
 朝夕、冷え込みがきつくなってきました。読者の皆様、時節柄お体ご自愛専一
 の程
 筆者敬白

 ■免責事項について
  当メールマガジンの内容に基づいて行った行動により生ずる一切の損害につ
 いては一切責任を負いかねますのでご了承下さい。
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  発 行 元: 株式会社セントラル総合研究所 ⇒ http://www.sodan.info/
  発行責任者: 八木宏之 
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  E-Mail: info@sodan.info
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