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事業再生の現場から

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(46)再生への決意を新たに─春のお彼岸です

暑さ寒さも彼岸まで
今冬は例年以上の寒さ、大雪が多く報じられましたが、ようやくの三寒四温。春らしい日差しにも恵まれるようになりました。暑さ寒さも彼岸まで。今年は3月20日の春分の日を挟む前後3日、17日〜23日の7日間が春のお彼岸です。
中国伝来の念仏「心に極楽浄土を思い描き、浄土に生まれ変わることを願う」の意で、遥か彼方の極楽浄土に思いを馳せたのが、彼岸の始まりです。世界中に仏教国は数多ありますが、彼岸は先祖の霊を供養し、墓参りを行うというのは、日本独自の風習に仏事行事が結びついた独特のものとのこと。

お彼岸:生かされていることへの感謝を改めて持つ機会
お彼岸は、先祖供養とともに、生きていること、生かされていることへの感謝の気持ちを改めて持つ機会でもあります。昨年3月11日に東日本大震災が発生したことを受け、今年の同日は被災地をはじめ各地で慰霊の集いも行われました。私たち日本人にとってこの時期は、命や供養、家族について考えるためのより強い意味を持つものとなるでしょう。
程度の大小を問わず、被災された企業の経営者にとっても、再生への気持ちを新たにしていることと思います。セントラル総合研究所は、被災企業が震災前の状態に戻るばかりでなく、さらなる成長を続ける状態になることを応援しています。

債務の問題は「開き直り」で半分解決
毎度申し上げていることではありますが、事業再生は、経営者自身が「絶対に再生するんだ!」という強い思いを持つことで初めて、スタートします。事業再生の第一歩は、「負けない心」を身につけること。震災はもちろん、それが無くとも円高や下乳高など、中小企業経営にとっての困難は数え切れません。
ピンチに立たされている人は、事業再生のノウハウを身につけることばかりに目が向きがちですが、一番大切なのは心なのです。「病は気から」と言うように、毎日毎日資金繰りのことを考え、ご飯もろくに食べられないような状況では、状態は悪化するばかり。 戦争を生き延びてきた方が「生きてるだけで丸儲け」と語りますが、まだ見ぬ明日への不安や、債務のプレッシャーに負けず、「借金があっても命までは取られない」、開き直れるようになると、債務の問題は半分解決したようなものなのです。

「事業再生に向けての心得」
 1)信じるものは救われる
 2)赤信号、一人で渡ればひかれるだけ(良いコンサルタントを見つけよう)
 3)3つの「K」(根気、決断、工夫)が事業を救う
 4)払って(利息)、返して(元本)、納めよう(税金)

 ※詳細『7000社を救ったプロの事業再生』

[2012.3.27配信]

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