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事業再生の現場から

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(81)一人で悩みを抱え込むな!心細い事業再生も●●のサポートがあれば百人力!!

会社分割 年間1,000人会えば立ち直れるかどうかも直感で
年間1,000人以上もの経営者とお会いしていると、「この経営者なら会社も立ち直れる」というのが直感できるようになります。
もちろん「この経営者では事業再生も難しいな…」と分かってしまう場合もあります。
例えば
「景気さえ良くなれば何とかなる」
「債務超過になったのは先代の社長が借金をしすぎたせい。自分に責任はない」
などと語る「春待ち症候群」の方。
あるいはセントラル総合研究所に訪れて、
「コンサルタントがつけばもう安心」
と考える他力本願な経営者も同様です。

事業再生には夫婦仲も重要
朝令暮改型の経営者も、臨機応変に振舞うのは良いのですが、周囲に何か言われるたびに考えを覆すようでは腰が定まりません。
金融機関にも一貫した交渉ができないため、往々にして会社の建て直しに苦労することになります。
さらに、これは意外に思われるかもしれませんが、夫婦仲が良いか悪いかも、重要なポイントです。
悲しいかな、「金の切れ目が縁の切れ目」とばかりに奥さんに出て行かれ、会社の再生どころではなくなる経営者は少なくありません。
「家族に仕事の悩みを打ち明けられない」と語る経営者もいます。

家族の協力は不可欠
しかし、中小企業は特に、会社の経営と経営者の生活が密接に結びついている場合が多く、自分ひとりで解決しようとしても限界があります。
会社を立て直すには家族の協力が不可欠。言い換えれば、人生のパートナーである配偶者のサポートが得られれば、これほど心強いものはありません。
中には、金融機関に泣き落としをかけてリスケジュールをもぎ取る強者の奥様も。

「なんとかなる」とあっけらかんに語れれば再生も可能
それは極端な例としても、経営の危機に瀕しても「大丈夫、なんとかなるわよ」とあっけらかんと語れるご夫婦の場合は、経営者がうろたえていても本当になんとかなる、というのが実感としてあります。
いざというときに腹を括るのは、女性の方が判断が早く、決意も男性よりずっと固い。
時には我々コンサルタントでも思いつかないようなアイデアが、奥様や家族から出てくることもあります。

また、会社の経営がダメになったことがきっかけで、それまで冷え切っていた夫婦仲が良くなるケースも目にしてきました。
「最良のパートナーは値千金」とはコンサルタントに限ったことではありません。一番身近に味方を置けば、百人力であることは間違いないのです。

[2013.9.26配信]

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