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債務問題を解決する心がまえ

債務超過, 債務不履行, 保証債務, 連帯債務を解決する心がまえ

そもそもお金とはなんでしょうか。
大昔、物々交換で欲しいものを手に入れ、やがて貝や石、金、銀で作られたお金で物を交換するようになり、その後、お金は紙で作られて今日に至っています。要するにお金は「物と物を交換する道具」だということです。

「お金を大事に」「1円を粗末にするものは1円に泣く」と、私たちは教育されてきました。それは「お金」が重要なのではなく、お金の背後と周囲にあるものが大事だという教えなのです。

日本の紙幣単位「円」は「縁」に通じ、人と人をつなぐ道具だと考えられます。一人では商売は成り立たず、多くの人の力を借りて商売が成立します。その人とのかかわりを大切にする事が重要でお金はそれをつなぐ道具に過ぎません。

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農家の人が農作業をするときに鍬や鋤などの道具を使いますが、鍬や鋤の使い方が上手でないからといって命を絶つことはありません。しかし今の日本ではお金のの使い方が上手くないからといって命を絶っていきます。道具に左右される人生をおくるために会社経営を始めたわけではなかったはずです。
債務で視野が狭くなってきているときこそ、もう一度初心に立ち返ってみてください。自分は何のためのお金という道具使いたいのか、と。


債務問題を解決するには、4つのポイントがあります。

1つ目の解決方法はお金です、当然ですが、お金があれば債務は解消されます。
これができるのであれば何の心配もないかと思います

2つ目は法律による解決であり、民事再生法や会社更生法などを利用して、解決をはかります。
もちろん有効的な処置ではありますが、納得いかないケースが少なくありません。

3つ目は実務的な方法による解決で、これが私たち事業再生コンサルタントの仕事です。
法的措置をとらなくても、金融機関との交渉で解決できる案件はたくさんあります。
守るべきものは守り、残すべきものは残す、これが実務的な対処法です。

  最後に一番大切なポイントは、心です。「病は気から」というように、毎日毎日資金繰りのことばかりを考え、ご飯もろくに食べられないような状況では、症状は悪化するばかりです。

債務のプレッシャーに負けず、「どんな債務でも払えないものはない」「債務はあっても命は取られない」「すべては時間が解決してくれる」と開き直れるようになると、債務問題は半分解決したも同然です。

面談風景


債務問題解決のための注意点

多くのケースで見られるのが、最初は「自宅さえ守れればいい」と言っていたのが、交渉、再生が進むにつれ「事務所も守りたい」「投資用不動産も守りたい」と欲張りになってしまうことです。債務を圧縮するには、なんらかの痛みは避けて通れません。すべてを守ろうとすれば、すべてを失う結果となります。また、人に丸投げしては進みません。コンサルタントとともにどの方法を選ぶかを決定し、金融機関や債権者と交渉するのは経営者自身です。



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